お歳暮やお中元で困らない贈答品とは

獺祭

仕事上の付き合いの新常識

お歳暮やお中元といえば、80~90年代のサラリーマンにとって出世に関わる重大な年中行事でした。
大切な取引先の責任者や社内の上司に気の利いた贈り物をすることで、自分を引き立ててもらい次の仕事や昇進につなげるという、属人的な日本企業の会社運営らしい風習と言えます。

しかし現在ではそうした会社運営の形も少しずつ変わり、不景気によりそうそう豪華な品物を贈ることができなくなってきたことから、徐々にお歳暮やお中元の文化は衰退しつつあります。

むしろここ近年では仕事のためにイヤイヤ行うのではなく、恩師や普段からお世話になっている人たちにお礼の意味を込めて贈るということが増えてきているようです。

また仕事の他に、結婚相手の両親や親類、近所のおつきあいのある人などといったところには必ず定期的に贈るようにするという風習は根強く続いています。

お歳暮・お中元が大ブームになっていた頃は、競うように高価な品物を贈ってきましたが、ここ最近では価格は比較的抑えめに、慎重に品選びをするという傾向が強まってきています。

平均的な価格は一見あたり約5000円くらいで、デパートや通信販売でもそのくらいの価格帯の品物を最も多く取り揃えています。

あまりにも安いといかにも適当に選んだようですし、反対に1万円を超えるような品になると相手に気を使わせてしまいますので、5000円くらいというのは現在の金銭感覚で贈り物にちょうどよい値段と言えるでしょう。

お中元やお歳暮はどこで買うのがベストか

毎年夏場と年末になると全国主要都市の百貨店には大きなお歳暮・お中元の広告が張り出され、ワンフロア全体を使ってギフトコーナーが設置されます。

実際にお歳暮やお中元を贈ったことがある人を対象にしたアンケートでは、購入する場所に選んでいるのは第一位が「百貨店」、第二位が「ネット通販」となっています。

また選ぶ品物としては第一位は「ハム・ローストビーフなど加工肉」で、以下「ビール・お酒」「クッキーなど菓子折り」「佃煮・梅干しなどお惣菜」「果物」「和菓子」と続いています。

これらはいずれも年代に関わらず喜ばれる品物としておすすめできますが、裏返すと他の人とかぶる可能性も高いということになります。

ちょっと気の利いた贈答にするなら、上記の品物の中でも地域限定やプレミアム商品などを選ぶとプレゼントとしてのスペシャル感が出てきます。

贈るときのコツとしては「好き嫌いが分かれるもの(珍味、ハーブや香味を使ったものなど)」「保存がきかないもの」「縁起の悪いもの」を避けるということが挙げられます。

ネット通販は安くて便利は反面、贈られて来ないと現物が確認できないという不安がありますので、あまり写真を信用せず信頼できるところから購入しましょう。