男前インテリアにするためのポイント9つ

DIY

「男前インテリア」とはどういうものか

一般ユーザーからのインテリア投稿サイト「roomclip」で、最近人気のワードとして急上昇しているのが「男前インテリア」というものです。

インテリア系雑誌の多くは女性の一人暮らしやファミリー向けの住宅を前提にしているものが多く、おしゃれな部屋に住みたい男性にとってはあまり参考にできる資料は多くありません。

しかし一方で自分なりのこだわりのある住宅に住みたいという男性のニーズはかなり高く、roomclipではかなりの割合で男性ユーザーの投稿が見られます。

「男前インテリア」のもとになったのは欧米における「ジャンクスタイル」と言われるもので、室内にあえて工業的な見た目のものを置くことにより、シンプルながらも骨太な印象の部屋にしていくことができます。

日本における「男前インテリア」は「ジャンクスタイル」をさらに一歩進めた印象になっているものが多く、女性に人気の木目調家具や観葉植物などを上手に取り入れています。

どちらかというとアイテムそのものよりも色調や雰囲気を大切にしているところが「男前インテリア」の特徴となっているようで、総合的なデザインセンスが求められます。

男前インテリアによくあるパターン9つ

あまり室内インテリアに詳しくない人のために「男前インテリア」でよく使われるアイテムを以下に9つ挙げてみます。

1.バスロールサイン
2.アルファベットを使ったオブジェ
3.ガーランドフラッグ
4.フェイクグリーン
5.エアプランツ
6.ブライワックス
7.すのこを使ったDIY
8.男性向けブランド(お酒やタバコなど)のロゴやアイテム
9.モノトーン

この中で特に注目をしてもらいたいのが「バスロールサイン」です。
バスロールサインとは、バスの行き先を表示するための長い布のことで欧米の国を走る路線バスの前方部分に表示をされていたものです。

主にリネン地と使って行き先を順番に印刷しており、バスの進行に合わせて巻き上げられながら次の停車場所を案内しています。

本物のバスロールサインは1960~1990年代くらいまで英国や米国で実際に使われていたものを輸入したものですが、インテリアとしての人気が出たことで現在では本物を入手するのはかなり困難です。

そのため模造品としてインテリアショップで販売されているものも多く、かなり本格的にレトロ風の加工をしてくれていたりします。

その他のアイテムは比較的手に入れやすく、複数組み合わせることで手軽に男前インテリアを完成させることができます。

男前インテリアは全体のバランスが何よりも大切なので、アイテムの持ち味を活かせるよう部屋全体の印象を考えてアイテムを配置させていきたいですね。