学生マンションビジネス

物件

学生の住まいについて

今、ビジネス事業の1つに学生マンションが注目されつつあります。学生専門のマンションでは、防犯対策にも力を入れており、学生のキャンパスライフをサポートします。また、学生寮と異なり、共同生活ルールも比較的緩やかに設定されているため、学生のうちに沢山アルバイトをしたい人や親元を離れて生活することがはじめての学生でも魅力を感じるでしょう。

現在、学生マンションビジネスを考えている人に向けて、運営するうえでのポイントを紹介してきます。

身元が確かな学生

学生マンションビジネスを展開するうえで、入居する学生には身元をきちんと証明してもらうようにしましょう。学生マンションの入居者が学生とはいえ、様々なトラブルも発生します。そこで、運営主が学生の身分を確認できない場合、発生したトラブルがさらに複雑化してしまうおそれもあります。

身元の確認が取れる学生に入居を限定しておけば、管理もしやすくトラブルへの対処も素早くできるでしょう。また、契約時に、学生の保護者を契約者にすることで、学生が悩みがちな金銭問題も発生しづらくなります。

学生マンションの治安が維持されれば、近隣からの印象も良くなり、学生マンションの集客もしやすくなるでしょう。

家賃が高い

学生マンションでは、設備投資にお金をかける分、学生を犯罪から守るよう作られています。設備費用や人件費がかかってしまい、その分家賃の相場が高い傾向にあります。

家賃が高いと物件の契約も難しくなってしまいますが、現在は、少子化を背景としており、保護者が1人の子にかける教育費のなかで、住居費用が増加しています。

学生マンションの家賃は高いとはいえ、学生の生活をサポートする様々な設備が備え付けられており、また、保護者が子供1人にかける教育費も増加していることによって、学生マンションの集客にも期待できるのです。

ただし、元々土地代が安い地方は学生マンションも手ごろな家賃になっています。
私の地元の新潟では、学生マンションの物件が二万円代から確認できました。

都内の大学と地方の大学のどちらに進学しているか迷っている場合は、住む物件も含めて検討してみてもいいでしょう。

流動性が高い

一般的なマンションの場合、契約すると人によって契約年数が異なり、同じマンションに長期間住んでいる人は少なくありません。一方で、学生マンションでは、契約者は学生に限定されているため、卒業すると同時に住んでいたマンションから離れなければなりません、

そのため、学生マンションの流動性はほかの物件と比較して高く、短期間のうちに新しい契約者も現われるでしょう。そのほか、学生マンションは、まだ数の多い物件とはいえません。需要がありながらも、実際に学生マンションを運営しているところは少ないため、早い段階で学生マンションビジネスを実施することで、多くの収益も期待できます。