ボルトと六角ナットでインダストリアルな収納棚

工具

ボルトとナットでDIYをしてみましょう

男性らしい部屋づくりにおいて特におすすめなのがDIYです。
部屋全体をDIYする必要はありませんが、棚やラックなど何か一つだけでもDIYで作ったものがあるとそれだけでぐっと男性らしい雰囲気になります。

男性向けインテリアデザインとして人気が高いものの一つに「インダストリアルデザイン」があります。
「インダストリアル」とは直訳すると「工業的な」という意味になり、具体的にはコンクリートの打ちっぱなしや、建材がむき出しになっている室内のことを言います。

部屋によっては最初からコンクリートがそのまま表に出ていたり、階段や柱の構造がむき出しになっていたりするデザインの住宅もありますが、一人暮らしの賃貸住宅の場合はそうしたおしゃれなデザインをしているところは少ないでしょう。

そこで手軽にインダストリアルデザインを導入するためにおすすめになるのが、ボルトとナットを使った棚のDIYです。

棚と言っても家具職人の作るような本格的なものにする必要はなく、簡単な工具が使えれば比較的簡単に形にすることができます。

準備するものとしては「寸切りボルト」「六角ナット」「袋ナット」「ワッシャー」それに棚にしたい数の板材です。

「寸切りボルト」とは、ナットをくるくるとねじ込んで行くことができる切込みが入れられている長いスチール棒のことで、ホームセンターに行くとかなり長いものが販売されています。

自分で棚の数や高さを自由に変えることができる

このボルトとナットを使った棚の便利な点は、自分で棚の高さや数を変えることができるということです。

天井近くまである高い棚にすることができる一方で、腰くらいまでの小さな棚として作ることもでき部屋の環境によって組み立て方法も自由自在です。

作り方は簡単で、4本の寸切りボルトを同じ長さで用意しそこに六角ボルトを好きな高さまでねじ込んでから4つ穴を開けておいた板を差し込みます。

板の穴は工具があれば自分で開けることもできますが、ホームセンターなどで円の大きさを指定してあけてもらうこともできます。

棚を固定するためにはボルトと板の間にワッシャーを挟むようにし、高さを決めたら上下からボルトを締め付けて動かなようにしていきましょう。

寸切りボルトは切り口が鋭くなっているので、ケガをしないように一番上の部分に袋ナットをつけるようにし、足元には床を傷めないようにゴム足などをつけます。

ポイントは板材を部屋の雰囲気に合わせて選ぶようにするということで、場合によっては自分でニス塗装などをして木目をはっきり見せるようにするということもおすすめです。

段の高さをしっかり測って固定させることができればかなり耐久度の高い棚になるので、ホビーを並べるために作るのもおすすめです。