ED治療薬の種類や作用

インターネットが普及してきて、オフィスで働く人の多くは長時間椅子に座って作業をすることが多いですが、それがあらゆる病気のリスクを高めていると言われています。
主に「生活習慣病」と言われている糖尿病や高血圧といった病気以外にも、男性の場合はED(勃起不全)の症状で悩んでいる人も少なくありません。
なぜなら、EDになる原因が糖尿病や高血圧といった病気から併発するとも言われているからです。

潜在的ED患者の数は、1130万人と言われており、現代の日本では、男性の誰しもED治療薬にお世話になる可能性があるのです。

ここでは、ED治療薬の価格やED治療薬の作用についてご紹介します。

EDの治療薬の価格

ED治療薬の価格は、一般的に高いイメージがありますよね。まずは、ED治療薬の相場についてご説明します。

<バイアグラ>
・25㎎で約1200円、50㎎で約1500円(1錠あたり)
・ジェネリックの場合は25㎎・50㎎両方とも1000円~1250円(1錠あたり)

世界で一番最初に開発された、ED治療薬の中でも歴史のあるバイアグラ。日本国内では2014年にバイアグラジェネリックの販売が許可され、効果は正規品と同じでより安い費用で服用が可能になりました。

<レビトラ>
・10㎎で約1500円、20㎎で約1800円(1錠あたり)

レビトラは2004年に日本で正式に認可されたED治療薬です。バイアグラと比較すると即効性があったり、あまり食事の影響を受けにくいことで知られています。

<シアリス>
・10㎎で約1700円、20㎎で約1800円(1錠あたり)

2007年に正式に認可が下りた一番新しいED治療薬。大きな特徴は、36時間効果が持続し、またレビトラと同様食事の影響を受けにくいという点です。

しかし、基本的には空腹時の方がより薬の効果が発揮されることが多いという点は覚えておきましょう。

尚、ED治療は自由診療になるため、薬代の他、検査費用や診察代金も自己負担になります。
薬の価格はED治療クリニックによりちがうので、不安であれば電話やメールで問い合わせをしましょう。

ED治療薬の作用とは?

ED治療薬と聞くと、飲んだら「絶倫」になるイメージを持っている人が多いでしょう。
しかし、ED治療薬は精力剤と違い、視覚と手の感触などの性的刺激がないと作用しません。

ED治療薬が作用するのは、陰茎の中にある海綿体に多く存在する「PDE5」の活動を抑える働きをし、このPDE5の活動を抑えると、陰茎海綿体の血行が良くなり勃起を促進させるという仕組みです。

このように、外部の刺激が加わって、初めてED治療薬は作用しますので勃起しっぱなしということはありません。

もちろん、ED治療薬にも種類があるので、個人の判断ではなくきちんと医師の診察や処方を経て服用することが大切です。