そろそろしたい育毛対策マッサージ
頭髪は自分の力で守れる
男性にとって非常に悩ましいのが年々減っていく頭髪の問題です。
早い人は20代くらいから少しずつ額や頭頂部の毛髪が少なくなっていき、30代を前にしてすでに半分くらいしか毛が残っていないということも珍しくありません。
一旦ハゲが進んでしまうとそこから復活をするのはとても難しく、何らかの方法で隠すか開き直ってしまうかの選択をすることになります。
ハゲは遺伝の影響がかなり大きく、父親や祖父が禿げているとかなり高確率でハゲることになってしまいます。
しかしいつかハゲるとしても、早い段階であっさり諦めてしまうのは少々気が早すぎます。
抜け毛の原因は頭皮が硬くなってしまうことですので、将来ハゲが懸念されるなら早いうちから頭皮マッサージをして頭の皮膚を柔らかく保つようにすることが必要です。
頭皮マッサージをすることで皮膚が柔らかくなるとともに血行が促進されるので、それが髪の毛に元気を与えるもとになります。
ですが誤った方法で頭皮マッサージをしてしまうと、かえって敏感な頭皮に強い刺激を与えてしまうことになるので、それがますます抜け毛の原因になってしまう危険性があります。
自宅で頭皮マッサージをするならまずしっかりと基本を勉強し、頭に良い方法で行っていくようにしましょう。
育毛マッサージの基本
育毛マッサージの基本は、自分の指先を使って強すぎない刺激を与えるようにするということです。
市販の育毛グッズの中には専用ブラシなどが付属しているものもありますが、頭を叩いたり引っ掻いたりといった刺激は逆効果になります。
最もわかりやすいのは美容室や育毛サロンで受けることができるハンドマッサージで、指先や手のひらを使って頭全体をもみほぐすようにしていくことで頭皮に適度な刺激を与えることができます。
育毛マッサージとして行う場合には、頭頂部と髪の毛の生え際に重点的に行います。
コツとしてはまず頭頂部では両手の指を髪の毛の生え際に添えて、指全体でツボ押しをする要領で押し込むようにもんでいきます。
髪の生え際に行う場合は、両手で顔を覆うような体勢から指先を生え際ラインにそって当てるようにし、同じように指の腹を使って押し込みながらもんでいきます。
また耳の後ろ側は頭部でも特に血管が多く走っているところなので、そこを揉み込むことで頭全体の血行をよくする効果が得られます。
耳の後ろ側から首の付根のあたりにはツボがあるので、そこを中心に指でもみこんでいくと頭全体に血液が回っていくようなスッキリした感覚があります。
マッサージはシャンプーをするときに同時に行うと頭全体が温まっているので効果が高くなります。
お風呂以外で行う場合は事前に温かいおしぼりを頭に乗せてから行うとよいでしょう。